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サラ金から借金する前には、まさか、こんな多重債務者になると思って借金する方は、誰もいません。ちなみに、Aさんの事例をご紹介します。

給料日を目前にして、友人から旅行に行こうと誘われて10万ほど必要になったのが借金のきっかけでした。しかし銀行の預金残高は5万ほど足りなかったAさんは、他から借りる宛てのなかったため、サラ金にお金を借りに行きました。

おっかなびっくりしながら、サラ金の店舗に向かうと、テレビのCMさながら、笑顔で女性社員が出迎えてくれました。
「なんだサラ金と言っても、意外と怖いとこじゃないではないか」と安心して、店のカウンターで借入れの目的などを聞かれて10万円の融資を申し込みしました。
...
... 受付嬢は、 『旅行に行くなら、旅費だけじゃなくてお土産なんかも皆に買うでしょうから、とりあえず30万までワクがあるカードをお渡します。
何か他に必要になったときに、たびたび申し込みに来なくても好きな時におろせて便利ですよ』
と言われて、必要以上にお金を借りられる限度額を設定されました。
利息を聞くと銀行より高いなと思いつつも、他から借りるあてもないため、契約を交わしました。

それから返済日が来て店頭に返済に行くと、
『今回で借入れできるワクが50万まで上がりましたと、一括で返済されなくても今回は、利息だけ入れていただければ結構です』
と伝えられる。

いつでも気がるに引き出せる便利なカードに慣れたころに、Aさんは、建設現場で足をすべらせて、1週間の入院することに。仕事を休んで減給にあって、50万までの限度額一杯にお金を借りてしまいました。

支払い日が迫ってきた為、已むを得ず次のサラ金で、また借金をする。
すると、次に借金したところの返済日が、また迫ってくる。そして、また次ぎのサラ金へと走る。


3社、4社借りに行くころには、借りに行くのも慣れたもので、堂々とサラ金の支店へと向かうAさん。そんな自転車操業をしていくうちに、いったい何処からいくら借りて、返済状況がどうなっているのかもわからなくなってしまいました。

そして、5から6社のサラ金の申し込みに行ったころには、借入れできる限度額も減っていき、仕舞いには借入れ申し込みを断られるありさまに。
すでに、毎月支払うサラ金の利息だけで20万近くなっていた。

途方に暮れた時に、たまたま目にした街の捨て看板や週刊誌やスポーツ紙に書かれた、低利融資、保証人不要、審査無しの人物重視、破産者・ブラックOKなどの、良心的な文句をならべた金融会社の看板に惹かれて、すがる思いで出向いていきました。

出向いた先には、当初の笑顔の爽やかな女子社員のいるサラ金と違って、マンションの一室で、人相の悪い中年男性がでてきました。金利を聞くと10日で5割。
しかし、サラ金の返済が滞れば、世に聞く取立て地獄がまっていることを考えると、しぶしぶ借入れに同意して高利な借金をする。

そして、次第にサラ金の入金遅れが出だした頃には、手紙、電話、電報、訪問へと取立ては苛酷になっていき、仕事も手につかなくなりだしました。仕舞いには、生命の危機をちらつかされるほどの取立てを受けはじめました。

借金も600万近くなっている。どうすりゃいいんだ。あとは、夜逃げするか、クビをくくるか、方法が見つからない。弁護士に相談に行くと「破産しなさい」と鼻で笑われるありさま。しかし、購入したばかりの住宅も手放したくない。

弁護士の着手金が5万、報酬金が50万と聞かされると頼むにも、もうそんな金は残っていない。
破産するにも、破産できるだけの費用がない。

そして、途方に暮れたAさんが、知人からの紹介を受けて、当塾の門を叩いてきました。当塾では、事情を伺うと、ズバリ破産ではない形の借金整理方法がある事をAさんに伝えました。
しかも、すべて手続きが1人でできる方法をゼロから指導しました。すると、2ヶ月たたないうちにAさんの借金問題は解決が図れ、月々20万近い支払いも、月々7万円ほどの返済で済むようになり。Aさんは、3年後には、すべて完済できました。


もともと600万近い金額があった借金が、総額300万ほどになる。
そんな、魔法のような、自己破産せずに解決できる方法があったんです。
それが、『特定調停』と呼ばれる平成12年度から施行された裁判所の制度でした。


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